レバレッジとは「てこ」の意味です。
機械てこを動かすことでわずかな力でも大きなものを動かすことができるように、
レバレッジを利用することで、少ない資金で大きな額の金融資産を取引することができます。
普通であれば、株式、通貨、原油に関わらず、売買代金を全額前払いで支払う必要があります。
しかしレバレッジを利用した売買の仕組みがあり、
その場合ポジションの代金の一部のみを納めればよいことになります。
実質的に残りの売買代金は、プロバイダーが貸し付けることになります。
利益はポジション全体を基に計算されますが、支払いに比べてその額は増額されます。
逆に、損失も同じように増額されます。
レバレッジの作用で、利益も損失も当初の支払代金を上回ることになります。
英国やオーストラリア等いくつかの国では、
レバレッジは「ギアリング」または「ギヤードトレーディング」とも呼ばれます。
目次
まとめ
- レバレッジにより、少ない資金で大きな数量の金融資産を保有することができます。
- ポジション全体の金額の一部(証拠金または預託金と呼ばれます)を納めれば良いわけですが、この場合、実際にはプロバイダーが残りの部分を貸し付けていることになります。
- レバレッジにより利益と損失の両方が増幅され、当初の支払金額を上回る場合があります。
- レバレッジは、全体の売買金額と発生し得る損失を常に認識していることが重要です。
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